陰ヨガとは?

ヨガの種類は大きく分けて「陽ヨガ」と「陰ヨガ」に分かれます。


陽ヨガとは、筋肉の収縮をはかり、能動的に繰り返し行うヨガ。

ハタヨガ、アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガ、ヴィンヤサヨガなど、私たちに馴染みのあるヨガの種類はは、ほとんどが陽ヨガです。

戦士のポーズや三角のポーズ、など有名なポーズは陽ヨガ。


陰ヨガは、結合組織の静伸長をはかり、受動的に長くホールドするタイプのヨガ。

これから詳しく解説していきます♪


1980年頃、陰ヨガの第一人者として活躍されていたポール・グリレィ(Paul Grilley)さんが、陰ヨガの指導をスタートさせたと言われています。


陰ヨガは、体をひらき、緩めることに重きを置いています。

ターゲットは関節。

各関節を開き、そこに空間をつくることを目的としています。


やり方は、自身の体重を使い、受動的に行います。

1つのポーズを3分~5分ホールドし、呼吸が深まるごとに、体の力が抜け、体重を重力にあずけるようにしながら進んで行くのが特徴です。


日々の癖や、体の使い方によって引き起こされる歪みにより、箇所によっては、筋膜が骨に癒着していることがあります。

陰ヨガは、可動域が狭くなった関節にスペースを作ることができるため、関節周りにある筋肉層の奥深くの結合組織を開いていくことが可能です。

陰ヨガの効果は


精神面では、身体を意識することができるようになり、自身の内側により深く集中していくため、心を穏やかにし、より無想の状態へと導いていくことができます。


常に忙しく過ごされている方、ヨガをしているときもあれこれ意識が他の所へ向きやすい方、瞑想やマインドフルネスを体験されたい方に向いています。



身体面では、陽ヨガの身体表面のストレッチのみでは、関節において保護作用は働くものの結合組織まではストレッチされず、骨にくっついたままで柔軟性は中々高まりません。

陰ヨガでは、結合組織が骨から離れ、関節との間により広い空間をつくるため、怪我をしている方、過去に怪我をされてその場所が固くなってしまっている方にも向いています。

また、身体の硬直は、私たちの感情を緊張させているため、身体の緊張をほぐすことで、自然と感情もリラックスしていきます。



ヨガセラピーとして、陰ヨガをお勧めしたい理由は、自分の内側と深く向き合うことができるからです。


ご自身が今、何を感じ、何を伝えたがっているのか。

陰ヨガで感じられる「痛み」は、必ずしも身体の癖だけではなく、自分の中に決めつけているところを乗り越えようとする痛みだったり、自分の殻を破ろうとしている表れだったり、見なければいけない部分を見せられている事だったり、、、。

そういった、自分のなかからわき出る感覚と向き合えるのが、陰ヨガであるかもな、と感じています。


ご興味のある方、ぜひレッスンに参加してみてください♪


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また、養成講座も承っています。

ヨガセラピスト養成講座をご受講される方は、陰ヨガが必須単元のため、ヨガセラピスト養成講座の中で取得できます。

単発受講も可能ですが、セラピストとしての要素を深める意味では、単発より、ヨガセラピスト養成講座を学ばれることをお勧めしております。

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